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エンジンオイルの限界温度

エンジンオイルの限界性能は油温で130~140度
が性能を発揮できる限界です

一般車のエンジンが、ダメージを受けない油温の限界は110度前後

F1エンジン燃焼温度が2000度にもなり
エンジンオイルは高負荷時には130度Cほどに上昇します。 

そして、温度だけでなく
一般の車のエンジンのほとんどがウエットサンプ潤滑方式をと採用しているのに対し
F1などレースエンジンではドライサンプ方式を採用

もともと航空機(特に戦闘機)では宙返りや背面飛行、急降下、垂直上昇、と
エンジンオイルがクランクケース下部に溜まるウエットサンプ方式では
オイルのかたよりによりオイルきれ潤滑不良を起こしてしまうコトから、
航空機のエンジンでは常識化していたドライサンプが、
強いGが全方向にかかるF1などのレーシングカーの確実な潤滑に使われています。


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