走ってないのにオイル交換必要?
「1千㎞しか走ってないのに、4ヶ月でオイル交換ってもったいないじゃない。」
と、思われたアナタ・・・
その気持ちは、よ~~~く分かります。
でも その気持ちが、
エンジンを傷つけているとしたらどうでしょうか?
例えば、片道20分の通勤をしているクルマより、片道5分の通勤をしているクルマの方がオイルに悪いという事実!
「えっ エンジンかかってる時間が短い方がオイルを使ってないのになぜ?」
なぜでしょう?
それは・・・エンジンの中を、家の部屋としましょう。
皆さんも、経験ありますよね 部屋の窓に水滴が着いてる事
そうです 「結露」というやつです。
外と中の温度差によって、部屋の空気中の水分が窓ガラスに付着する現象です。
ハイ!するどい人はもう分かりましたネ。
その水滴が、エンジンオイルと混ざってオイルを弱くしてしまうのです。
ですが、これは片道20分の通勤をするクルマにも起こっています。
が!20分の間にエンジンも、エンジンオイルも温まり、
オイルより蒸発しやすい水は蒸発してしまうのです。
と言う様な事を毎日、繰り返していくと、
片道5分の通勤をするクルマのエンジンオイルは、どんどん水と混ざってしまい、
急激にエンジンオイルとしての性能をうしなってしまうのです。
ですから、走行距離が少なくても、オイル交換は必要なんです。
皆さん 片道何分走られますか?
あっ「水と油が混ざるわけないやろ」っと思われました?
しっかり混ざるんですよ、
試しに、サラダ油と水をボールに入れて泡立て器でシャカシャカやってみて下さい
白っぽくなって混ざります。
「乳化」ってやつです。
普段チョイ乗り・近場通勤で弱ったエンジンオイルのまま、ゴールデンウィークに長距離ドライブをすると、エンジンを傷つけてしまいます。
連休前に「オイル交換と安心点検」をオススメします!